みんなの暮らしがよくなっていくきっかけの場に。そーやんさんインタビュー🎤

YOORでは様々な分野で専門知識やご経験をお持ちのオーナー様がオンラインサロンを開設され、活躍されています。
どのような方が活動しているのか?どのようなサロンなのか?などをご紹介するべく、幅広い分野のサロンのオーナー様にスポットライトを当てて、インタビューでお話をうかがっていきます。
今回は『そーやん 畑の寺子屋オンライン』を運営している、暮らしの畑屋 そーやんさんへのインタビューをご紹介します✨
【プロフィール:暮らしの畑屋 そーやん さん】
大学の農学部に進学後、ドイツ留学時に最先端の有機農学を学び、農家の道へ。現在は「暮らしの畑屋」「野菜を売らない農家」として、畑づくりや野菜の育て方に関する情報発信をしている。
【暮らしの畑屋 そーやん さんへのパーソナルクエスチョン】
――自分の性格を一言でいうと何ですか?
素直
――尊敬している人物は誰ですか?
宮本大(漫画「BLUE GIANT」の主人公)
――好きな言葉、座右の銘は何ですか?
期待:期待するという言葉の本当の意味は「時期を待つ」ということらしいです。
――ご実家が農家だそうですが、子供のころは「農家にはなりたくない」と思っていたとうかがいました。そーやんさんが農家になるまでの経緯などを教えていただけますか?
小学生の時は親が農家であることが古臭い、恥ずかしいと思っていました。また、親と同じようなことをするのもつまらないと思っていたので、その時は「農家にだけはなるまい」と思っていましたね。ただ、他になりたいものが何か特にあったわけではなく、ずっと子供のままで遊んで暮らしたいと思っていました(笑)。
でも僕は自然が好きだったので、環境問題に問題意識を持つようになり、それがきっかけで農学部に進学しました。ただ「机上の空論」ではないですが、机の上で学んだことや頭の中で考えたことだけで議論することに限界を感じたんです。もっと自分自身が地に足をつけた暮らしをしていかないと何も変えられないなと思い、農家になりたいと思うようになりました。
――サロンのオーナー情報にある「野菜を売らない農家」という言葉がとても印象的です。実際に就農されてから「野菜を売らない農家」に転向して、畑や野菜の作り方を教える活動を始められた動機やきっかけについてお聞かせください。
実際に野菜を作って売る農家をやってみて、農家として生活していくことの大変さを感じました。農的な暮らしに憧れていましたが、野菜を売ってそれだけでお金を稼いで生活していくことはそれとは全く別なことなのだと思い知らされました。
また農家だけが頑張っても、他の人の暮らしがよくなるイメージが湧きませんでした。僕は畑作りのプロセスそのものが面白いと思っているし、そこに生きることの豊かさや喜びを感じていたので、畑作りの結果としてできる農産物ではなく、そのプロセスを売ることを仕事にしようと思ったのがきっかけです。
――2018年には農業に関する大手情報サイトで連載を始められたり、2020年からはYouTubeチャンネル「畑は小さな大自然 そーやん」を運営されるなど、ネットでの情報発信もたくさんの方に注目されているかと思います。ネットで情報発信を始められたきっかけをお話しいただけますか?
一番大きなきっかけはコロナ禍の真っただ中のころに、全国的に家庭菜園に興味を持つ人が増えたことです。当時はリアルなイベントの開催も難しかったですし、僕が子供の病気の世話で外出できない時期が続いたことなども重なったので、オンラインでの働き方をいろいろ模索し始めました。
その結果、YouTubeチャンネルでの動画配信やオンライン講座の実施など、様々な形でネットでの情報発信をするようになっていきました。
――ネットでの情報発信だけでなく、最近は出張講座やイベントなど全国各地でのリアルな活動もお忙しいかと思います。そんな中、2023年2月にYOORで「そーやん 畑の寺子屋オンライン」を開設されました。新たにオンラインサロンを始めようと思った理由を教えてください。
YouTubeチャンネルを始めてから自分の想像以上のスピードで登録者数が増え、そこからオンライン講座の参加者も一気に増えたので、仕事の幅も広がりました。しかしオンラインの便利さを痛感した一方で、人とのつながりを感じられず、自分が消耗していることに気がつきました。
リアルなイベントとして出張講座を開催して、みなさんと直接会えたこともとても良かったのですが、やはり時間的な制約もありますし、会える人数や回数もかなり限られてしまいます。また、出張講座では僕からの知識・情報提供だけでなく、その場に集まった人同士で仲良くなったり、仲間がいることでお互いに励まされることの意義がとても大きいということに気づきました。
オンラインとリアルの良い循環を生み出す場所として、オンライン上のコミュニティ、オンラインサロンという形式が今の時点でのベストなのではないかと思い挑戦を始めました。
野良仕事は一人ではなく何人かで集まってした方が圧倒的に早いし楽しいので、リアルな「結(ゆい)」の関係性がこのサロンを通じて各地で出来上がっていくと良いなと思っています。
――「そーやん 畑の寺子屋オンライン」のメンバーになると、どのような体験ができるか、サロンでの活動や特典についてご紹介いただけますでしょうか?
主な特典は以下の5つです。
①そーやんへの質問掲示板の利用
②メンバー同士の情報交換掲示板
③オンラインQ&A講座
④季節の野良仕事・種まき情報をお知らせ
⑤サロン限定動画・コラムの閲覧
トークルームで僕やほかのメンバーに質問したり情報交換ができるほか、定期的にオンライン講座も実施しています。また、YouTubeチャンネルでは公開していないサロン限定の動画やサロン限定のコラムも閲覧できます。
今後も参加者の人数に合わせて、さらにブラッシュアップしていく予定です。
――YOORでオンラインサロンを開設・運営してよかったと思うことがありましたらお聞かせください。
今までのように僕から一方的に知識や技術を提供するだけではなく、メンバーさんたちの畑の様子や失敗談、チャレンジしている様子などを知れたことはよかったと思います。メンバーさんたちからも「とても励まされた」「みんなも同じようなことで悩んでいるんだと安心できた」「いろんな環境での畑を見ることができて、とても勉強になった」などの声をいただいていて、満足度がとても高いことに驚いていますし、僕自身もとてもやりがいを感じています。
畑作りは失敗も含めてそこで起こる喜怒哀楽のドラマ全てを味わうことが醍醐味だと思っています。だから、結果としての生産物に執着しすぎず、そのドラマをみんなで共有できることはオンラインサロンだからこそできることだと思います。
――これからサロンで実現していきたいこと、メンバーさんと取り組んでいきたいことなど、今後の展望や目標があれば教えていただけますでしょうか?
現在はオンライン講座生の中から希望者だけがサロンに集まってという形で運営していますが、8月以降は外部にも大々的な告知をして、サロンをより大きなコミュニティにしていければなと思っています。
今後は、より多くの人が農的なライフスタイルを志すようになると思っているのですが、ここで畑作りを学ぶとともに、移住場所を探したり、土地を探したり、人手を必要としているときにも互いに応援しあって、リアルにみんなの暮らしがよくなっていくきっかけの場になってほしいなと思っています。
たくさんの質問にお答えいただき、ありがとうございます。
畑作りの楽しさを通じてメンバーのみなさんが充実した毎日を送れるよう、これからもより多くの方に参加されるサロンになっていくことを期待しています。
YOORは今後も多くの方に安心してご利用いただけるサービスを目指してまいります。
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