オンラインサロンの作り方(準備編):作る前に考えておくべきこと

オンラインサロンは誰でも簡単に作ることができますが……
オンラインサロンプラットフォーム「yoor(ユア)」ではアカウント登録をするだけで、誰でもすぐに簡単にオンラインサロンを作ることができます。アカウント登録はメールアドレスのみで簡単にできますし、無料です。
また、yoorではサロン開設前の事前審査もありませんので、思いついたらすぐにオンラインサロンを作ることができます。オンラインサロンの開設、運営も無料でできます。
しかし、誰でも簡単に開設することはできるとは言っても、オンラインサロンを運営していくのは容易なことではありません。メンバーを募集したり、文章や動画などのコンテンツを投入したり、メンバーたちと交流したりと、「オンラインサロン」という一つのコミュニティを維持していくためにやるべきことはたくさんあります。
だからこそ、オンラインサロンを開設する前の準備も大切です。開設後にやるべきたくさんのことに備えてあらかじめ考えておき、準備をしておくことで、スムーズによりよい運営をしていくことができます。
そこでこの記事では「オンラインサロンを開設する前に考えておくべきこと」について考えていきたいと思います。
まずは「どんなオンラインサロンにするか」を考えましょう!
まず最初に考えておきたいのは「どんなオンラインサロンを作るのか?」というコンセプトです。
オンラインサロンはオーナーが開設しただけで運営が成立するものではありません。サロンにメンバーが集まってきてくれて、初めて運営が成り立っていくものです。メンバーに集まってもらうためにも「どんなオンラインサロンなのか?」という基本コンセプトが重要になってきます。
メンバーは何の理由もなくサロンに集まってきてはくれません。「自分のやりたいことができそうだと思った」とか「サロン内で公開される情報に魅力を感じる」とか「オーナーの考え方に共感できた」とか、人それぞれ何らかの「メリット」を感じるからこそ月額料金を払ってメンバーになるはずです。
これをオーナーの側から考えると「どういうメリットをメンバーに提供できるオンラインサロンなのか?」「どういう人たちに向けてメリットを提供できるオンラインサロンなのか?」を決めておくことが、より多くのメンバーに集まってもらうために重要なポイントとなるわけです。
もちろんオーナー自身がやりたいこと、得意なことも重要な要素ですが、メンバーが求めるメリット(需要)と、オーナーが提供できるメリット(供給)とがうまく噛み合っていないと、オンラインサロンを安定して運営していくことは難しいでしょう。
だからこそオンラインサロンを開設する前に、どんなメリットをどんな人たちに届けられるオンラインサロンを作っていくのか、「コンセプト」をよく考えて決めておきましょう。コンセプトを決めておけば、オンラインサロンの開設や運営に何が必要か、事前にどんな準備をしておくべきかもはっきりしてくるはずです。
「どんな人たちがメンバーになってくれそうか」も考えましょう!
「どんなオンラインサロンにするか」を決めたら、メンバーについてもう少し深く考えていきましょう。そのサロンはどんな人たちがメンバーになってくれそうか、年齢や性別、どういうことに興味を持っている人なのかなど、具体的にイメージしてみてください。
メンバーになってくれそうな人たちの属性がイメージできると、その人たちに対してどういうコンテンツを提供すればメリットを感じてもらえるか、どういうデメリットを解消していけばより満足度を上げられるかなど、オンラインサロンの開設や運営に向けてやるべきことが細かい部分までより具体的にイメージしやすくなるはずです。
同じ興味を持つ人たちがメンバーとして集まるサロンだとしても、年齢などの属性によって求めるものは必ずしも同じであるとは限りません。ですので、できるだけ細かく具体的にメンバー属性をイメージして、それぞれに対してどんなメリットを提供できるか、どうすればメリットを提供できるか、どうすればデメリットを解消してあげられるかを考えておくことが重要と言えます。
コンセプトが似ているサロンを研究するのも大事!
どんなオンラインサロンを作りたいか、どんな人たちがメンバーになってくれそうかを考えたら、同じようなコンセプトを持っているオンラインサロンにはどんなサロンがあるのかを調べてみるとよいでしょう。
競合となりうるサロンがどれくらいあるのか、それらのサロンの強みや弱みはどういうところなのかなどを考えていけば、自分が作るサロンはどういうところを強みにしていけばいいか、どこで競合サロンとの違いをアピールしていけばいいかなど、自分のサロン作りに反映させられると思います。
外から研究するだけでなく、実際に「メンバーになってみる」のもよい経験になると思います。メンバーになってくれそうな人の属性を具体的にイメージしておくことも重要ですが、自分が実際にオンラインサロンのメンバーになってみて初めて分かることも少なくないと思います。
既存のサロンのメンバーになって実際に利用してみることで、どれくらいの頻度で文章や動画などのコンテンツが投稿されるのか、メンバーとの交流はどのようにおこなわれているのかなど、運営の流れもつかめるかと思います。
何より実際にメンバーになってみることで、「オンラインサロンに参加するメンバーの気持ち」がよく分かるというのが最大のメリットだと思います。そのサロンのサービスを自分で体験することで「メンバーとしての満足度」を肌で感じることができると思いますし、メンバーが求めていることが自分ごととして理解できれば、いざオーナーの立場になった時にどんなことをすればメンバーに喜んでもらえるか、メリットを感じてもらえるかを考えやすくなると思います。
いかがでしょうか?オンラインサロンを開設して上手に運用していくために、開設前に考えておくべきことをご紹介いたしました。
オンラインサロンの運営は、メンバーに集まってもらえないと続けていくことは困難です。だからこそ、どうやったらメンバーになってもらえるか?メンバーの求めるところに応えていけるか?ということを、サロンを開設する前から考えておくことが大切なのではないかと思います。
yoorには多くのメンバーが参加していて、長く運営されているサロンがたくさんあります。オンラインサロンを開設したいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
